みっちーのゲーム日記

ゲーム紹介、ゲームへの挑戦など。通勤時間や休憩時間の息抜きにご覧ください。

ゲーム紹介⑳ 遊戯王 モンスターカプセルGB

どうも!!

ゲーム紹介もついに20本!!

いやー、ここまで続いたのもブログを見てくださっている皆様のおかげです!!

ありがとうございます!!

 

こうやって数字にすると今までかなりたくさんのゲームと触れ合ってきました。

 

もちろん、これからもたくさんのゲームをやっていくつもりです!!

 

 

20本目は前回少しだけ登場したこいつを紹介したいと思います!!

 

 

遊戯王モンスターカプセルGB

遊戯王モンスターカプセルGB

 

ゲーム名

遊戯王  モンスターカプセルGB

(ハード  ゲームボーイカラー)

(発売日  2000年4月13日)

(発売元  コナミ)

 

今回は遊戯王シリーズの中でもカードゲームではない異色の作品です。

前回紹介した双六のスゴロクはやっててほんとにきつかったのですが・・・。

 

このゲームはそれよりも古い作品にも関わらず非常に良い出来でした!!

 

それでは、早速紹介といきましょう!!

 

<概要>

当時、GBで遊戯王のカードゲームが何点か販売されていました。

出るゲーム全てカスみたいな出来だった遊戯王シリーズ。(言葉悪いですね、すみません 笑)

 

ところが、このゲームの出来は違いました。

 

舞台は漫画『遊戯王』でDeath-T、モンスターワールドが終了した後。原作にはないオリジナルストーリーです。心神喪失状態の海馬瀬人(社長)に、千年リングが取り付いたところから物語が始まります。

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(この頃はまだ、海馬瀬人は敵でしたね。)

 

大まかなステージ構成としては、色々なキャラクターに話しかけて戦い、スターチップを指定の枚数集めるフロアと、ダークマスターと呼ばれるボスキャラが作り上げた仮想空間の中でRPGのように進んでいくフロアの繰り返しとなっています。

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(通常エリア。本家遊戯王デュエリストキングダムにまで出てきたキャラクターが多数登場します。)

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(ボスが作った仮想空間。ボスによってエリアの個性が出ます。)

プレイヤーはモンスターカプセル。通称MCを使って戦います。MCは原則、ガチャガチャにスターチップを入れることで入手できます。

バトルは6×6のフィールドで行われ、一つ一つのマスに地形があります。プレイヤーは最大4体のMCを戦闘に出し、1ターンに1体のMCを動かします。戦闘で、MCが1体もいなくなるとプレイヤーの負けになります。

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攻撃はダイスを使って行います。2つのダイスを振ることで2桁の数字が決まります。

命中率よりもダイスの出目が低ければ命中。高ければ攻撃失敗となります。また、ダイスの出目が95以上だとファンブルとなり、自滅。1桁ならクリティカルで2倍ダメージ。00ならスーパークリティカルで3倍ダメージとなります。

 

 

バトル以外にも、ダークマスターのRPG内でのルート分岐等、全ての物事の選択はダイスによって行われます。

 

<ストーリー>

各フロア毎にRPGモードのストーリーは異なりますので、それは割愛します。

メインとしては、海馬君に呼ばれて遊びに行った遊戯御一行が、千年リングの力によって人形にされてしまいます。(何故か人形と打とうとすると人魚と打ってしまいます。カオス 笑)

みんなを元に戻すため、海馬に言われた通りモンスターワールド大会を勝ち抜かなければなりません。

 

遊戯はみんなを元に戻すため、この大会に参加したのでした・・・。

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<当時の記憶>

小学校5年生の時、当時の友人にこのゲームを借りて遊びました。

確か12時間程でストーリーモードをクリアした記憶があります。

 

思い入れのあるモンスターがやられていなくなってしまうのが辛くて、どれだけ進めていてもリセットしてゲームをやり直したのが印象に残っています。

 

<評価>

 

緊張感  A

このゲームを語る上で1番大きな要素はこれ。

緊張感です。

先程述べたMCですが・・・。1部のキャラを除いて1度やられてしまうと二度と復活することはありませんファイアーエムブレム方式です。

どれだけ手塩にかけて育てたキャラクターでも1度殺られてしまえばそれで最後です。

 

また、敵キャラクターが出してくるMCが弱いかと言えばそんなことなく、かなり強いです。

 

特に、デュエリストキングダムに出演するキャラクターが出すモンスターはかなり強く、梶木がだすリヴァイアサンには何度もやられました。津波でフィールドほぼ全体を攻撃するなんてセコすぎる・・・(´;ω;`)

 

ダークマスターのRPG内ではモンスターの体力が雑魚戦で少しずつ削られ、ボス戦でお気に入りのモンスターがほぼ根こそぎやられ・・・

何とか次のフロアに進めてもかなり絶望的な状況になっています( ̄▽ ̄;)

 

また、有利な戦闘でも油断することなかれ

攻撃はダイスによって成功するかしないかが決定します。もちろん、95以上のファンブルが出れば自滅するため、有利な戦闘もダイスの出目1つで戦況が変化します。

 

でも、この緊張感が慣れればたまらないんですよね!!

ダイスの出目でクリティカルが出ればこちらに有利にもなるため、決して弱いモンスターが勝てないわけではありませんし・・・。

これが、このゲーム一番の良さだと思います!

 

ストーリー  

これまでの遊戯王のゲームはキャンペーンモードといって、ストーリーなんて一切なくただただ漫画にでてきたキャラクターと闘うだけでした。

 

しかし、今作には人形にされた仲間を元に戻すために闘うといったストーリーがあります。

また、ダークマスターとの闘いではそれぞれの仮想空間の中に本筋とは別でストーリーがあります。時々挟まれ挿絵の完成度の高さもあり、非常に高い没入感で取り組むことができます。

 

やり込み度  D

遊戯王シリーズの中でも完成度の高いこのゲーム。唯一の難点はやり込みの少なさにあると思いました。

ストーリークリア後にやれることが少なく感じるんですよね・・・。もちろん、新たなフロアが開いたり、MCを集めるなどやれることはあるんですが・・・。

新たなフロアにダークマスターはいないので裏ボスがいるわけでもないですし、MCは200個までしかストックを持てません。

これが意外と少なく、すぐに一杯になってしまいます。

 

そうなってくると、ストーリークリア後はそっと電源を切るだけ・・・になってしまうんですね。

 

うーん、勿体ない!!・・・と思いました。

 

その他

ダークマスター編の仮想RPGは後半ほどめちゃくちゃ長いです。

そのせいか、中々セーブができずに終わりどころがありません。子供の頃はそれでも良かったんですが、今遊ぶと時間の制約もあり、そういう訳にも行きません。

 

通常のエリアでのセーブはめちゃくちゃ楽なんですけどね・・・。

ギャップがすごいです 笑

 

また、MCがガチャガチャで入手できるのは良いシステムだと思いました。

スターチップというストーリーを進めるために必要なものを使って新しいMCを入手するので、お金を使っているのと同じような罪悪感と緊張感がありました!

 

今のソーシャルゲームもガチャ回して色々なカードやモンスターを入手しますが、そのシステムの先駆けだったかもしれませんね。いや・・・それはないか 笑

 

総合評価  80点!

当たり外れが激しい遊戯王シリーズの中でも良いゲームでした!

ストーリーあり、きちんとしたシステムありで下馬評の低さを覆したゲームです!!

何より、1度やられたモンスターが戻ってこないという緊張感がたまんなかったです。

カードゲームシュミレーター以外のものはちょっと・・・と思っている方。

是非遊んでみてください!!

 

思っていた数倍楽しめると思います!!

 

ただ、調子に乗って双六のスゴロクは買わない方が・・・笑

 

 

 

このゲームはもっと評価されて、同じシステムを踏襲したゲームが出ても良かったと思うのですが・・・。

 

遊戯王=カードゲームのイメージが固まった今、このゲームの続編はもう出ないでしょうね。

 

昔の遊戯王はカードゲームじゃなくて、色んなゲームで闘ってたんだけどなぁ・・・。

 

その頃の遊戯王をご存知の方はどれほどいらっしゃるのでしょうか??

 

 

知らない方はぜひ読んでみて下さいね!

今と同じくらい、ご都合主義の神引きがすごいです!!笑

 

 

これにてこのゲームの紹介は終わりです!!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

皆様、今後とも拙い文章ですが・・・

興味があればぜひ読んで下さい!!

 

 

 

ではっ!!!