ゲーム紹介㉙ 星のカービィ64
どうも!!
毛糸のカービィのリメイク作品が3DSで発売されるようですね。
毛糸のカービィ プラス -3DS 【Amazon.co.jp限定】オリジナルトートバッグ 付
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2019/03/07
- メディア: Video Game
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本作品は、あのかわいらしい星のカービィがなんと毛糸になって冒険するという作品です。
(そのまんまじゃねーか!!って当時思いましたね。)
このゲーム、他にも異常なほど難易度が低くて、死なないのが特徴らしいです 笑
(遊んだことはないので、また聞きくらいの情報です(;´・ω・))
星のカービィといえば、お笑い芸人『金属バット』のM-1敗者復活戦のネタにも出てきましたね。個人的には『星のカービィ』・『ピンクまんじゅう』の2つはM-1敗者復活戦で一番のキラーワードでした 笑。
話を戻しましょう。
Wiiの時は、毛糸という謎のジャンルや、Wiiリモコンを振ったりして遊ぶ動作に対する嫌悪感、そもそも色んな配線を繋ぐ準備が面倒くさすぎて敬遠してたのですが、3DSなら遊んでみたいと思います。
何より、最近新作の発表が少なくて、寂しくなってきた3DSで新作が出るのが嬉しいです!!(^▽^)/
というわけで、今日はそんな毛糸のカービィに合わせてこのゲームの紹介といきましょう。
こいつだっ!!!
ゲーム名
(ハード Nintendo64)
(発売日 2000年3月24日)
(発売元 任天堂)
星のカービィシリーズ、実は私2作品しか遊んでいません。
今日はそのうちの1作を紹介したいと思います。
<概要>
① ざっくり紹介
本作品は星のカービィシリーズの第6作目になります。基本はマリオみたいな2Dアクションゲームです。
シリーズ初の3D作品であり、実質2Dアクションでありながら背景に奥行きがあり、画面の奥から敵が攻撃してくるなど、背景と連動した仕掛けがあります。また、カメラアングルがステージを進めると変わるなど実質2.5Dのゲームでした。
また、64の作品にも関わらず操作にスティックではなく十字キーを使うことが印象的でしたね。
② 目的
プレイヤーはカービィの住んでいる惑星『ポップスター(平井堅ではない)』をはじめ様々な惑星にある『クリスタルのかけら』というアイテムを集めながら冒険することになります。
クリスタルのかけらはその辺に転がっていたり、ボスキャラを倒すことで手に入れたり、特殊な場所に埋まっているなど様々な場所にあります。中には、後述するコピー能力を使わないと進めないところにもクリスタルのかけらがあります。
必要なコピー能力は障害物の色を見れば大体分かるのですが、中には非常に判断が難しいものもあります・・・。
③ コピー能力のミックス
そして、何より今作最大の特徴はコピー能力のミックス!!
カービィは特定の敵キャラを吸い込んで飲み込むことでコピー能力という特殊な力を身に付けることができます。
今作では、2体の敵を同時に吸い込んだり、1度身につけたコピー能力を吐き出して別の敵にぶつけることでコピー能力を2つ混ぜて新たなコピー能力を作ることが出来るんです!!
コピー能力は単体では全7種類と少なめですが、ミックスを含めると全35種類!!
たくさんのコピー能力の中から自分に合うものやステージに適したものを選択してゲームを進めていきます。
(スパークとカッターのミックス。スターウォーズのライトセーバーみたいなやつをぶん回して進んでいきます。)
④ ムービー
ストーリーの途中では、ショートムービーが流れることがあります。
セリフや字幕は一切ありませんが、カービィや仲間のデデデ大王、アドレーヌ等、様々なキャラクターの表情や仕草を見ているだけで大体の話の内容は分かります。
今、ゲームのムービーと言えば音声が流れることが当たり前ですが、言葉がなくても伝わるものがあるこのムービーはすげー!!・・・って文化が進んだ現在改めて思います。
⑤ その他
本編の話ばかりをしてきましたが、このゲームは本編以外にも収集要素があったりミニゲームがあったりします。
ミニゲームでは友達と遊ぶことができます。全3種類と数は多くないですが、どれも非常に白熱するものばかりでした!!
(画像はとるとるバトル。落ちてくる木の実を押し合いへしあいしながら奪い合うというゲームです。)
他にも、ボス戦だけをずっと遊べるぼすぷっちなど、コアなゲーマーのニーズに応える仕掛けも幾つか存在しました。
<ストーリー>
ここは妖精さんたちの星「リップルスター」。
みんなで仲良く楽しく暮らしています。
そんな平和なある日、突然ぶきみな黒い雲があらわれました。
妖精さんの宝物「クリスタル」をねらってやってきたのです!妖精さんたちは大あわて。
お姫さまは妖精さんのひとり「リボン」にクリスタルをたくして、
宇宙に逃がしました。
ところが、黒い雲はリボンを追いかけて体当たり。
クリスタルは砕けちって、流れ星のようにキラキラと
星々に降りそそいでしまいました。ところ変わってポップスター。今日もうつくしい星空です。
カービィがお星さまを見あげていると、空からリボンが落ちてきました。
こまっているリボンから話をきいたカービィは、
ポンッと胸をたたいてみせます。
「ぼくもいっしょにクリスタルを探してあげるよ!」
こうしてカービィの新たな冒険が始まったのです。
オープニングの1シーンです。
カービィの拾ったクリスタルのかけらと、リボン(左の妖精)のクリスタルのかけらが合体し、冒険が始まります。
<当時の記憶>
小学校3年生の頃、色々なニンテンドー64のゲームに手を出しては惨敗を繰り返していた私を救ってくれたのがこのゲームでした。
ものすごい体力の多さや、じゃんじゃん増える気数。リトライのしやすさ。何より初めて見るカービィの愛らしい姿にハートを持っていかれました 笑
初めて遊んだ時も後半のステージに苦戦しつつもなんとか最後のステージ、リップルスターへ。
ボスを倒して黒い塊みたいなのが飛んでいき一件落着!!・・・と思いきや王女様がニヤリと笑うシーンは子供ながらにすっごく怖かったです( ̄▽ ̄;)
(とても子供向けとは思えない笑顔でござる( ̄▽ ̄;))
その後、攻略本を見まくりながらクリスタルを集めて何とか真のラスボス戦へ!!
このゲームのラスボスはシューティングゲームのようになっており、かなり苦戦したのですが何とかクリアすることができました!!
64のゲームできちんと完全クリアしたのはこのゲームが初めてかもしれません。
コピー能力は基本カッターが入ったコピー能力はみんな好きでした!!
特に、バーニングとカッターをミックスすることでできる炎の剣は、小学生ながらかっけー!!!って思いましたね。
ストーリーをクリアした後も、友達とゲームで遊ぶ時はこのゲームのミニゲームをずっと遊んでいました。
特に遊んだのがおちおちファイトでしたね。
マスになっている足場を壊しながら生き残ることを目指すゲームです。下手しいスマブラよりも盛り上がってました 笑
<評価>
ストーリー A
正直、ストーリーはどこにでもあるような『悪いやつやっつけるぞ!!』って話だと思います。
それでもこのゲームのストーリーを高く評価できるのは、魅せ方が素晴らしいからだと思います。
概要でも触れた通り、言葉を介さずとも状況が分かるムービー。絶妙なBGMとキャラクター。全てがハマっていました。
今のハードに比べて出来ることが少なかった64だからこそ、できる最大限の努力をされたのかな・・・と思いましたね。感動です。
グラフィック A
当時、64の3Dポリゴンはお世辞にもキレイとは言えず、どちらかというとカクカクした印象が強かったです。
その中でカービィはあの特有のまるさがきれいに表現されていました。
なにせ、ショートムービーとほとんど変わらないクオリティのカービィが動かせます!!
同じく64で発売されたドンキーコング64もグラフィックは綺麗でしたが、どうしても木や背景に近づくとグラフィックのあらさが見えてしまうんですよね・・・。
難易度 C
星のカービィシリーズをあまり遊んだことがないので他のシリーズとの比較が難しいですが・・・。
普通にクリアする分にはこのゲームの難易度は低いと思います。
5回ダメージを喰らっても死にませんし、すぐに機数を増やすことができるので。
ボス戦もカービィの体力の多さもあってあまり苦戦はしませんでした。
単純にクリアするだけなら一度もゲームオーバー画面を見ずにクリアできる方もいるかと思います。
それでも、落下してしまったり、機械に挟まったりすると残り体力に関係なく即死してしまうので一部のステージは気が抜けませんでした。
特に5つめの星の工場のステージは即死ポイントが多く、ゲームオーバーになりかけました。
また、クリスタルのかけらをすべて集めようと思うと、
クリスタルのかけらがどこにあるのか?
どうすれば取ることができるのか?
・・・を考える、アクションとはまた違った難しさがあります。
目の前に見えるクリスタルのかけらを取りたいけれど壁が邪魔で取れない。
↓
その壁を壊すためのコピー能力を身に着けて戻って来る
↓
予想に反して壁が壊れない
↓
ぬぉーーー!!!!!!
なんてことが多々ありました 笑
ちなみに、3つ目の星のとあるクリスタルのかけらを取るのに私は超大苦戦し、泣く泣く攻略本を買いました。
(攻略本を見て、分かるわけねーだろ!!(# ゚Д゚)・・・って思いました 笑)
みなさんが苦戦されたのはどのクリスタルのかけらでしょうか・・・?
ボリューム D
難易度の低さも一因ですが、メインストーリーのボリュームが特に少ないと感じました。
普通に遊んでいると、10時間足らずでグッドエンディングを迎えることができると思います。
各ステージは非常に作りこまれた良いステージが多かったのですが、やはりこのクオリティのものをたくさん作るのは難しいんでしょうね・・・(;´・ω・)
総合評価 90点!!!
アクションの部分だけでなく、友達との対戦や収集要素など様々な部分が充実している良いゲームだと思いました。
また、グラフィックやムービーなど64とは思えないほど細部にまでこだわったグラフィックで、細かい部分まで丁寧に作りこまれているなー・・・と感じました。
難易度が低いのも裏を返せばとっつきやすいということなので・・・笑
もし私に子供ができて、初めて遊ぶゲームは何にする?って聞かれたら間違いなく星のカービィシリーズを推します!!
アクションゲームが苦手な方は、ぜひチャレンジしてみてください!!!
ではっ!!!