ゲーム紹介㉑ ロックマンエグゼ2
どうも!!
今年の夏がものすごく暑かったからでしょうか?
今、すっごい寒い気がします・・・( ̄▽ ̄;)
温度計は18℃くらいを示しているのでまだそこまで寒くはないはずなんですが・・・。
最近は、気温が下がったのとガソリンの値段が上がったのとで、外に出る気が全く起きません。笑
今日はかなり思い入れのあるあの作品の紹介したいと思います!
こいつだっ!!!
ゲーム名
(ハード ゲームボーイアドバンス)
(発売日 2001年12月14日)
(発売元 CAPCOM)
ついにきたぜー!!!!
このブログを始めたきっかけであり、長年私と共に歩んできたソフトの紹介をさせてください!
<概要>
前回このブログでも紹介した、ロックマンエグゼの続編です。
前作でのシステムはそのままに、様々な新システムが肉付けされるなど正当進化させることに成功しています。
以下、新システムの紹介です。
①スタイルチェンジ
ロックマンがこれまでの自分の戦い方に応じて能力が変化するというものです。
ロックバスターを多用すると『ガッツスタイル』、バスターが連射できるガッツマシンガンが打てるようになり、ダメージを受けてものけぞらないスーパーアーマーが付与されます。
バリアやメットガード等を多用すると『シールドスタイル』、バトル開始時にバリアが標準装備されているほか、コマンド入力でシールドがはれるようになります。
ナビチップを多用すると『ブラザースタイル』、強力な威力を持つナビチップを他のスタイルに比べてフォルダにたくさん入れることができます。
バトルチップを1ターンで何枚も使うと『カスタムスタイル』となります。戦闘開始時に選べるチップの枚数が増加し、コンボがつなげやすくなります。
これ以外に、ある条件をクリアするとなれるスタイルが一つあります。そのスタイルになるための条件はたいへん厳しいですが・・・
条件を達成すれば異常なほどロックマンが強くなります。
これにヒート、アクア、ウッド、エレキの4属性が負荷されます。それぞれの属性は、ポケモンのタイプと同じように有利不利があったり、地形効果をスタイルによっては受けなかったり、またそれぞれの属性でチャージショットに違いが現れます。属性に関してはどの属性になるのか完全にランダムです。
このスタイルチェンジによって敵との戦い方や難易度が大幅に変化します。なので、目的となるスタイルを出すためには戦い方にもこだわりを持つ必要があります。
② レギュラーチップ
戦闘時、最初のバトルチップ選択画面で必ず選択できるチップを決めることができるようになりました。それがレギュラーチップというものです。
なんでもかんでもレギュラーチップにできる・・・というわけではなく、それぞれのチップには容量があり、その容量をオーバーしたものはレギュラーチップにすることができません。
レギュラーチップの容量を増やすには、現実世界や電脳世界で『レギュラーアップ』というアイテムを入手する必要があります。
③ サブチップ
今作では、戦闘終了時にロックマンの体力は回復しません。そこで登場するのがサブチップというものです。
サブチップはRPGでいうアイテムみたいなもので、例えば薬草やポーションの代わりをしてくれるミニエネルギーやフルエネルギー。鍵のかかったミステリーデータの鍵を解除するオープンロック。ウイルスと戦わずに電脳世界を進めるシノビダッシュなど、様々なサブチップが冒険の手助けをしてくれます。
これらのサブチップはすべて現実世界や電脳世界にいるサブチップ商人から購入することができます。
④ チップコード「*(アスタリスク)」
バトルチップは今までだと同じ種類のチップか、あるいは同じアルファベット(コード)のチップのみが重複して使用できるというルールでした。
そこに今回からは*(アスタリスク)というコードが追加されました。
このコードを持つチップはどのチップと組み合わせて使用しても良いというものです。
手に入るアスタリスクコードのチップの大体はサポート系のチップですが、中には強力なものも存在します。
他にも、電脳世界のマップがエリアごとに背景や地形が変化する。ADDシステムの仕様変更。対戦するときのエリアに氷・マグマ・磁力・毒・・・などの地形効果のあるマスが追加されるなど様々な進化が各所で見られます。
<ストーリー>
WWW事件から3ヶ月後…
デンサンシティは平和を取り戻し、熱斗たちも普段の生活を送っていた
…だがその一方、世界各国ではネットワークが次々に破壊されるという事件が発生していた。その手口は、残忍・冷酷・卑劣で狙われた国はネットワーク以前の生活を余議なくされると言う。
一体、誰が何の為に…?
すでに魔の手が熱斗たちの街にも迫っていた。
(公式サイトより)
前作ではワイリー率いるWWW(ワールドスリー)と戦いました。
今作ではネットマフィア『ゴスペル』との戦いが描かれています。
<当時の記憶>
詳しくはブログのカテゴリー『ロックマンエグゼ2 ハードモードに挑戦!』をご覧ください。笑
ここ最近で一番長いこと遊んだゲームです。このゲーム自体との出会いは小5の時ですが、そこから25歳になる現在までずっと遊んでいました。
このゲームは、「ストーリークリアをする」や、「隠しボスを倒す」などの条件を満たすことでタイトル画面に☆がつくのですが・・・
5つある全ての☆を集めるとコマンド入力によってハードモードを遊ぶことができます。
このハードモードを目指して私は約15年間ほど精進してまいりました。
ブログの当該記事にもある通り、一人でゲームボーイアドバンスSPを2台持ち、一人で通信対戦を約2000回程度やったのは死ぬまで忘れられない思い出です 笑
恐らく、当時の私の様子が録画されていたら逮捕されていたでしょう。笑
そのぐらい猟奇的な遊び方をしていました(;´・ω・)
それだけに、ハードモードを遊べた時の感動は言葉で表せないものがありました。
今ではもうフリマで売却したのでソフト自体はありませんが、非常に思い入れのあるゲームでしたね。
<評価>
戦闘システム B
前回の『ロックマンエグゼ』でシステムの基礎は出来上がっていましたが、やたらめったに強いチップが何枚も入れられることでチップフォルダが没個性になってしまうことなど、欠陥も0ではありませんでした。
今回は、前回に比べてフォルダに入れられるバトルチップの縛りが増えました。ですが、スタイルチェンジやレギュラーチップ、アスタリスクコードなど、新たなシステムが増えた分、前作に比べて戦略性が増しました。
自分のスタイルに合わせたフォルダやボスナビに合わせたフォルダを作るのがとても楽しかったことを今でも覚えています。
個人的には、ウイルス戦やナビ戦で『モストクラウド』というバトルチップをめちゃくちゃ使っていました。『アタック+○○』というチップと組み合わせることで、かなりの威力で攻撃することができます。
ただし、やはり強いフォルダを作ろうと思うとやはり個性がなくなってきます。
今作の場合、比較的序盤でそろえることのできるプログラムアドバンス、『ゲートマジック』が常軌を逸した威力を見せつけます。
ゲートマジックの素材はゲートマン(V2・V3でも可)・トップウ・スイコミの三枚。
これらはすべて比較的序盤にそろえることができます。
ですが、攻撃力は全弾ヒットでなんと900ダメージ!!
しかも、攻撃中は暗転するためほぼ避けることは不可能です(´;ω;`)
ロックマンの体力はMax1000までしか上げることができないので、このプログラムアドバンスが一発決まると通信対戦ではほぼ勝ちが確定します。
また、通常チップでもカスタムゲージ(チップが使えるようになるゲージ)を一瞬で満タンにする『フルカスタム』やカスタムゲージの溜まるスピードを上げる『クイックゲージ』が超強力です。
そして一番強力なのはやはり・・・プリズムコンボでしょうね 笑
これはもう、説明するよりも見てもらった方が早いと思います。
まぁ、こういうことです 笑
もちろん、こういったコンボやチップは使わなければそれでOKなんですが、戦闘バランスを崩壊させる要因になったことは間違いありません。
それでも、前作に比べれば進化していることは言うまでもないです!!
快適さ A
前作は電脳世界のマップ画面が一部を除いてずっと代わり映えしないことや、戦闘から逃げることができないなど、不便な面やしんどいところが幾つかありました。
これらの不満が今作では解消されています!!
例えば、電脳世界のマップ画面はエリアごとに背景がついたり、地面の様子が変わるなど非常に個性的になりました。
(エグゼ1。インターネットでの戦闘や、マップ移動時の背景はすべてこれです。)
(こちらはエグゼ2。ステージによって背景が異なります。写真は隠しエリアのマップです。前作はどこにいっても同じ背景だったので、革命的な進化でした。)
さらに、戦闘からもLボタンを押すことで逃げられるようになったこともあり、よりエリアをスピーディに移動できるようになりました!!
まぁ、慣れてくると逃げるより倒す方が早いこともあるんですが・・・笑
お使いが非常に多いことで知られるロックマンエグゼシリーズにおいて、飽きさせない・ダれさせない仕組みは、この頃に完成したと言えます。
ハードモード D
文句を一つだけ言わせてください。
ハードモードの出現条件がきつすぎる!!
ハードモードを個人の力で出そうと思ったら、一体どれほどの時間がかかるのでしょうか・・・(-_-;)
以下、ハードモードを出すための条件を書いていきますね。
ハードモードを出すためにはこの5つの条件をクリアし、タイトル画面に星を5つそろえなければいけません。
① シナリオをクリア
② 真フォルテを倒す
③ データライブラリをコンプリート
④ 隠しチップを全て手に入れる
(☆を3つ以上そろえたデータどうしの通信対戦で手に入れる)
⑤ プログラムアドバンスを全て発動させる
条件1と2は普通に遊んでいれば達成できるのでそこまで難しくありません。
難しいのは3~5です。
条件3については、出現するエリアが非常に限定されているウイルスがいたり、そもそも強くて高いバスティンぐレベルで倒せず、チップが手に入らないウイルスがいます。
自分自身の技術や、色んなエリアを見て回る根気がいります。
条件5はプログラムアドバンスを揃えるために戦闘では何回もチップを回し続けないといけません。どれだけターン数を重ねてもチップがそろわないのは骨が折れます。
そして、圧倒的に難しいのが条件4。
前述のとおり、2000回ほど通信対戦をしてもすべての隠しチップがそろいません(´;ω;`)
ハードモードを出したい方は約8時間くらい、一人で通信対戦することを覚悟しておいてください 笑
私はこのゲームが大好きなので頑張れましたが、他の方はそうもいかないと思います。
せめて、通信対戦に関する条件だけでも緩和してくれれば・・・と思いましたね。
(タイトル画面をこの状態にできた猛者の方はどれほどいらっしゃるのでしょうか??)
また、ハードモードでは敵のHP1.5倍、被ダメ上昇により強くなったことは想像以上に大変で、高いバスティングレベルでウイルスを倒せないため、中々バトルチップが手に入りません。
そのため、プログラムアドバンスやチップトレーダーが攻略の鍵を握ります。
ぶっちゃけ、『ゲートマジック』はハードモードをクリアするために作られたんじゃね??と思います。
総合評価 90点!!
正直、思い出補正もあってこの点数かもしれません。
しかし、前作を遊んでから今作を遊ぶと・・・システム面ややりこみ要素などの進化に感動すること間違いなしです!!
この作品で今のシステムの原型がほぼ完成し、3で完全体になり、4以降で新たなシステムを模索し始めます。
ですからロックマンエグゼ3の評価がめちゃくちゃ高いんだと思います。
ちなみに、私もロックマンエグゼ3が一番の名作だと思います。
4以降は新しいシステムを取り入れようとする試みは良かったのですが、2や3のシステムが良すぎて勝てなかった感じがありましたね。
ロックマンエグゼシリーズは6まで発売され、完結しています。
個人的には最後の6でストーリーもきちんと終わっており、また原作者がGBAでシリーズを完結させたいという意図も非常に良くわかるのでこれでよかったのかな・・・と思います。
最新のゲーム機ではだせない。いや、GBAでしか出せない『味』ってものがこのシリーズにはあると思います。
これ以降の作品ですが・・・。
実は、3以降はストーリークリアはしたことあるんですが、すべてを遊びつくしたわけではありません。
ですので、3以降のレビューはきちんとすべてを遊びつくしてからまたレビューしたいと思います!!
・・・
それはすなわち、一人で通信対戦という苦行の幕開けでも・・・あります(´;ω;`)
ですが、それだけのことをしてでも隠し要素は一見の価値ありだと思うので頑張ります!!
みなさんにも思い入れのあるゲームはあるでしょうか?
私が一番思い入れのあるゲームは間違いなくこれです。
是非遊んでみてくださいね!!
ではっ!!!