ゲーム紹介⑰ ナナシノゲエム目
どうも!!
さすがに秋を感じる涼しさになって来ましたね。
我が家でずっと働き続けていたクーラーもやっとお役御免の時期が来ました 笑
この前、クーラーからゴキブリが1匹落ちてきたときはこの世の終わりが来たかと思いましたが・・・。
涼しくなるとホラーゲームの紹介が出来なくなりそうなので・・・いや、できるんですけども 笑
今日は前回紹介したあのゲームの続編といきましょうか!
こいつだぁ・・・(´ºωº`)
ゲーム名
ナナシノゲエム 目
(ハード NintendoDS)
(発売日 2009年8月27日)
(開発元 スクウェア・エニックス)
ナナシノゲエムの続編です。
前回は独特の操作性やボリュームの薄さ等から、良いコンセプトの割にイマイチ評価が伸びない作品でした。
今回、そのナナシノゲエムが色々とパワーアップして復活しました!
果たして、その出来やいかに!?
<概要>
「プレイすると一週間後に死んでしまう」と言われている「呪いのゲーム」の謎を解くことが目的のゲームです。この辺は前回と変わりません。
プレイヤーは一人称視点で、夜の病院や夜の街を進んで行く3Dモードと、呪いのゲームをプレイする2Dモードがあります。
(だからなんで夜に、しかも1人で行くんだよ!!)
3Dモードは前作とは異なり、2画面のうち片方が右目、もう片方が左目の画面となっています。
というのも、今作で主人公の左目は見えざるものを見る左目という能力があり、不可思議な現象がおこるときには左目である左画面に激しいノイズがかかります。
(ノイズがかかっている様子。不可思議な現象が起こっています。いや、命が危ない。)
なにか行き詰まった時には左目でしか見えない白い手形もしくは赤い手形をタッチすると、呪いのゲームをプレイすることになり、それをクリアすることで先に進めるという仕組みでした。
(これが手形です。タッチすることでゲームが起動します。)
2Dモードにも追加要素があります。前作はRPG(といっても戦闘はない)モードのみの登場でした。今作にももちろんその要素は引き継がれています。
(RPGモード。現実の世界とリンクしており、現実の世界で詰んだときはRPGモードをクリアすることで先に進めるようになります。)
今作ではなんとそれだけでなく、横スクロールのアクションゲームも楽しめます!!
こちらはアクションゲームもどきではありません!!ガチガチのガチですっ!!
(アクションゲームのとあるステージ。理不尽なギミック。ストーリークリアする上ではそこまで難しくないですが、後半戦にもなるとえげつない難易度のアクションゲームが待ち受けています)
<ストーリー>
かつて世間を騒がせた「呪いのゲーム」の噂。クリアできなければ一週間以内に死ぬというそのゲームをプレイしていた主人公の親友は一週間後、謎の死を迎えた。驚く間もなく主人公のもとに「呪いのゲーム」が配信されてくる。呪いの真相を暴くため半信半疑でプレイし始めた主人公に、信じられない現象が次々と襲いかかり・・・
(ニコニコ大百科より抜粋)
<当時の記憶>
高校生の頃、続編としてこのゲームを購入しました。
前作をフルプライスで購入し、ボリュームの少なさに泣きそうになったにも関わらず今回もしっかりフルプライスで購入しました 笑
前作よりもプレイ時間は長く、14時間ほど遊びました。14時間ほどでエンディングを全て見て呪いのゲームも全てクリアしました。
前作に比べて操作方法に慣れていたこともあり、ゲーム自体はスムーズに進みました。
最後の方で初代ナナシノゲエムでトラウマになった病院にもう一度行くことになった時は半端なく焦りましたね( ̄▽ ̄;)
(病院での1シーン。綺麗な病院でしょ??でもね、この後・・・)
(はーい、こうなりまーす 笑 やっぱり病院ってやつはダメですね)
友人にもこのゲームを貸しました。目的は本編ではなくアクションゲームでしたが・・・笑
アクションゲームの隠しステージを出して、めちゃくちゃ遊んでましたね。
<評価>A〜Eの5段階で
ボリューム C
前作に比べてボリューム面では改善がたくさん見られました。
例えば、アクションゲームはその最たる例ですね。ケータイのアプリでもこのゲームのアクションステージだけがゲームとして復活しているほどの人気です。
1つのゲームとして成り立つほど、アクションゲームの完成度は高いです。
ゲーム本編も、前作に比べて見えざるものを見る左目が追加されたことや、ステージ分岐があり、2周しないと全てのステージが遊べないことなど、前作に比べてボリュームでは間違いなく満足いくものになりました。
ただ、それでも24時間以内に全ての要素が遊べてしまいます。物足りなさは否めません。
もうひと踏ん張り何かあっても・・・と思いました。良いコンセプトだと思うんですが・・・
恐怖感 C
前作同様、お化け屋敷的な怖さは顕在です!
ただ、一発ギャグと一緒で同じような驚かし方が初代から続いているので、段々慣れてしまっていました。
最後の方の病院ステージは、すっごく怖いはずなのですが・・・
慣れてしまったのか、あまり怖さを感じませんでした。
2周目 E
このゲーム最大の汚点は2周目だと思いました。2周目は前回のナナシノゲエムと同様、どこで敵が来るかが分かっているのとびっくりポイントを知っているので面白くないんです・・・。
じゃあ、周回プレイで違うステージを楽しめばええやんけ!!・・・って話になるのですが・・・。
周回プレイで1周目と違うステージが楽しめるのは3ステージのみ。
しかも、そのうち1ステージは訪れる墓が違うだけでほぼステージ構成は一緒。
(このお墓ステージ。何故か牢屋や拷問部屋が登場します。どんな墓だよ・・・笑)
(あ、これは普通のお墓です。)
その他
今回は病院以外のステージはあまり強いインパクトが残らなかったです。
病院のステージは、最後は現実味が無くなるぐらいカオスな感じになりましたが・・・
どうせならナナシノゲエムでもあったゲーム会社のステージがあったら良かったのになーって思いました。
このゲームのシリーズではRPGモードでの戦闘を期待してたのですが・・・(開発がスクウェア・エニックスということもあって)
ついにその機能が追加されることはありませんでした。
個人的にはルグレとゲーム内で戦闘するような1シーンがあっても良かったかなと思います。まぁ、それだと緊張感がなくなったり、いろいろと設定がめんどくさくなるのかもしれませんが・・・。
総合得点 55点
前作に比べてパワーアップしたことは確かですが・・・
なんか違う感が否めませんでした。
アクションゲームであるノロイノゲエムは携帯アプリに移植されるほどの良作だったのですが・・・
周回プレイとエンディング分岐に相応しくないステージ構成や操作方法。それがどうにも評価が上がらない理由になりました。
ナナシノゲエムで7日以内にクリアしないと死ぬ・・・という設定を与えたことがボリュームアップするうえでは逆に重荷になったように感じました。
7日分の物語=7ステージしか用意できないという縛りを逆に与える結果となってしまうので、どうしてもステージ数に制約が加わるんですようね。ステージ分岐を作ろうにも、カギになるステージは分岐で行かなくても良い・・・というわけにはいかないので。結果、ステージ分岐も中途半端、その影響で集会プレイもしんどい・・・ということになってしまいました。それでも、あと四日、昼→夜とステージを分け、ボリュームアップできた気もするんですが。昼でも地下鉄とか、わけわかんねぇ廃屋とかなら暗くて怖い気がします・・・。
どうもこのゲームの主人公は夜が好きですねぇ・・・ 笑
同じようなお化け屋敷構成に限界が来たのか、このシリーズは今作品で終わっています。
何かしら改良を加えて続編が発売されればなー・・・とも思います。このゲームのコンセプトは大好きなので。Nintendo Switchとかで復活しないかな・・・。
朗報をお待ちしてます!スクウェア・エニックスさん!!!
今日はこれにておしまいです!!次回は簡単な挨拶ブログですので読み飛ばしていただいても結構です!!
ではっ!!!